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[インタビュー] スペイン、バレアレス諸島でローマの遺物を発掘する! シン・ヘイル ギャップイヤー後記

#考えを表現する力の向上、自己肯定感の向上 #実践する勇気、考古学の経験 #自分について深く考える時間


  • ローマ時代の遺跡を実際に発掘しながら学び体験することで、本当に自分が歴史の一部を生きているような気がしました。プログラムの最終日に私が重要そうな物を一つ発掘したのですが、現地の研究員の方々もそれが何なのかよくわからないと言っていました。そうして終わったのですが、後で旅行をしてバルセロナ歴史博物館に入ったとき、私が発掘したものとまったく同じ物がそこに展示されていたのです。博物館の説明をしてくださる方にこれは何ですかと尋ねると、ローマ時代のチェスや韓国の将棋のようなボードゲームで使われた駒だと言われました。本当に不思議でした。

     

    -スペイン、バレアレス諸島でローマの遺物を発掘する!/シン・ヘイル ギャップイヤ族 ギャッパー



    Q.簡単に自己紹介をお願いします。
    A. こんにちは。私の名前はシン・ヘイルです。3年生を終えて休学しています。




    Q.休学はどのように決められたのですか?
    A. このまま4年生になりたくはありませんでした。自分が何をしたいのか、どのように考えて生きているのか、つまり自分自身のことをよく知らない状態でこのまま卒業してしまったら本当に何もない人になってしまう気がして、卒業を少し遅らせてもまず自分についてもっと知りたいと思いました。自分がどのような人間かを知ることで、これから道を選ぶときにより良く、より幸せで、自分のためになる選択ができると思ったのです。




    Q.休学中はどのように過ごしていましたか?
    A. アルバイトでお金を貯めて、少し前にギャップイヤーとしてスペインへ約1か月半行ってきました。






    Q.ギャップイヤーをどのように知りましたか?
    A. ギャップイヤーという概念は以前から知っていましたが、これが私の国にもあるとは知りませんでした。そこで昨年ウェブサイトを知り、覚えていて今年の初めに実際に訪れました。




    Q.韓国ギャップイヤーには多くのプログラムがありますが、その中でローマ遺物発掘プログラムを選んだ理由は何ですか?
    A. プログラムは本当にたくさんありますよね。すべてに参加してみたかったのですが、まずはコンサルティングを申し込んで自分についてもっと知りたかったのです。また同時に自分に合うプログラムを探して絞っていくと、だいたい3つほど残りました。その中で最も珍しいものを選びました。




    Q.スペインに行くと言ったとき、周囲の反応はどうでしたか?
    A. まず周りの友人たちは、休学して自分のやりたいことをしに行くこと、そしてスペインへ行くことをうらやましがっていましたが、父はよく理解していませんでした。私の専攻とは全く関係のない活動でしたし、女性が一人で海外に行くことに強く反対したわけではないですが、内心は反対していました。もう一度考え直してはどうかと言われたりもしました。知人の中には「遺物発掘プロジェクトに参加する」と言ったときに「え?君が何で?」と言った方もいました。正直に言えば皆そうだと思いますが、私も非常に馴染みのない分野だったのでどのような活動をするのかはっきり説明できず、不思議に思われた方もいたようです。






    Q.それではローマ遺物発掘プログラムに参加して主にどのような活動をしましたか?
    A. ローマ時代の歴史について学びますが、ローマ時代全体を学ぶわけではありません。バレアレス諸島がローマ時代とどのような関連があり、ローマ時代の中でもどの時期に当たるのかを学びます。その時代にどのような人々が暮らし、どのような文化があったのかを、自分が発掘したものや参加者が発掘したものを中心に学ぶため、ずっと生き生きと感じることができました。




    Q.スペインでの生活はどうでしたか?
    A. 遺物発掘活動をしているときは、プログラムに合わせた時間に活動していたためスペインでの生活をあまり実感できませんでしたが、プログラムが終わってスペインを旅行したときにスペインの人々の生活ぶりを見て『彼らはいつお金を稼いでいるのだろう?』と思いました。それくらいゆとりのある環境です。スペインにはシエスタという休憩時間があり、普段からのんびりした生活をしているようです。






    Q.ギャップイヤープログラムに出発する前に特に準備したことは何ですか?
    A. アルバイトで費用を貯めたこと以外に特に準備したことはなかったと思います。でもスペインを旅行したときにスペイン語があまり得意でなかったため聞き取れないことが多かったです。そのためスペインでの生活を体験するのに少し困難がありました。スペイン語を少しでも事前に準備しておけばよかったと感じています。




    Q.主にどの言語を使いますか?
    A. スペインではありますが、参加者のほとんどが英語圏の人だったので、プログラム参加中は主に英語を使いました。プログラムが終わってスペインを旅行したときは、観光地やマクドナルドのような場所を除いて、たいていスペイン語を使いました。




    Q.プログラムの全体的な体制と構成はどうでしたか?
    A. プログラムはセッションごとに進行します。1セッションは7日間行われ、1セッションが終わると2日間休む形式になっています。私はそのように2セッション参加しました。午前は現場に出て実際に発掘作業をし、午後は研究室に戻って午前に発掘した内容について研究したり、その物に関する歴史を学んだり、さらにはローマの歴史について学ぶこともありました。






    Q.2セッション行ったとのことですが、セッションごとに違う点はありますか?
    A. 当初、ローマ時代の都市遺跡を2セッションかけて発掘するプログラムに申し込んでいたのですが、それがキャンセルになったと言われました。なので最初のセッションでは、他の参加者と一緒にネクロポリスという共同墓地のような遺跡で、一生懸命墓を掘りました。そしてそこで発掘した骨を集め、午後に研究室に戻って、この墓にいた人は何世紀ごろの人で性別は何か、何歳くらいかを推定する、というようなことをしました。二回目のセッションでは宿泊先の近くに都市遺跡があり、そこはかつて人々が住んでいた住居跡やバシリカと呼ばれる古い教会の跡があって、参加者数名がそれぞれ一室を受け持って掘り下げ、重要なものがあるか発掘する作業をしました。私は主に陸上で行うプログラムに参加しました。ほかの参加者の中にはスキューバダイビングで水中探査をする人もいました。




    Q.ローマの歴史に関連する場所で発掘作業をしたとのことですが、その場所はローマの歴史とどのような関係があるのですか?
    A. そこはローマ中後期から滅亡するまでの時期に関連する歴史を持っています。発掘される遺物もほとんどがその時代に使われていた食器や土器のようなものが多いです。






    Q.プログラム期間中に出会った人たちについて話していただけますか?
    A. 付き合う友達が本当に多かったのですが、その中で一番印象に残っているのは私のルームメイトのお姉さんです。アメリカから来たお姉さんでこんなエピソードがあります。普通、一つの宿舎に7~8人くらいが生活するのですが、私を除いては皆考古学や歴史学専攻者だと言いました。ほとんどがアメリカから来た友達だったのですが、その友達たちが「あなたは関連の専攻でもないのにどうやってここまで来たの?」という質問に、私は答えられずもじもじしていました。そのときそのお姉さんが「趣味でやっているんでしょ?」と言ってかっこいいタイトルをつけてくれました。それがきっかけでその後もっと頑張ろうと思ったようです。ほとんどが22~23歳だったのに、そのお姉さんだけ30歳だったんです。
    別の友達はアメリカで歴史を専攻している友達で、その子は世界中の歴史や遺物にとても興味がある子でした。だから私が韓国から来たと言うと、亀甲船(コブクソン)を知っているかと聞いてきて、亀甲船について話してほしいと言われました。そこで亀甲船の話をしてあげたら、とても喜んでいました。






    Q.印象に残っているエピソードはありますか?
    A. プログラムは7日間行って2日休みますよね。その最初の休みの2日間が私の誕生日と重なったんです。だから誕生日パーティーをして、次の日もみんなでまた誕生日パーティーをして、2日間まるで私の誕生日かのようにパーティーをして楽しく過ごした経験が一番特別な思い出として残っています。




    Q.プログラム活動以外の余暇活動はどうでしたか?
    A. プログラムを行っている間は、一人で余暇を過ごすのではなく、プログラムに参加した海外の友達と親しくなり、その国の文化も体験したかったので、友達と一緒に旅行に行ったりパーティーをしたりして過ごすことが多かったです。






    Q.行った旅行先の中で一番良かった場所を選ぶとしたら?
    A. どこも良かったです!全部良かったんですが、一つだけ挙げるならバレアレス諸島の島自体がとても良かったです。スペインで最大の島なので島ではありますが多くのことを体験できたと思います。そしてもう一つ挙げるならセビリアをおすすめします。セビリアは本当にスペインらしいスペインを感じられる場所だと思います。






    Q.プログラムに参加していて一番大変だった点を挙げるとしたら?
    A. ローマ時代について私が知っている部分が少なかったので、授業を進めるときに共感できない部分やピンとこない部分がありました。私は最初のセッションをネクロポリスで行ったため、発掘した遺物もほとんど人の骨でした。それを使って英語で発表しなければならなかったのですが、その部分についてよく知らなかったので別途準備する時間が少し必要でした。




    Q.プログラムの長所と短所を挙げるとしたら?
    A. 長所は、私がローマ時代の遺跡を実際に発掘しながら学び体験するので、本当に歴史の一部を生きているという気持ちになったことです。プログラムの最終日に、私が重要そうな物を一つ発掘したのですが、そこにいらした研究員の方々もこれが何かよく分からないと言っていました。そうして終わったのですが、後で旅行中にバルセロナ歴史博物館に入ったとき、私が発掘したのと全く同じ物がそこに展示されていたのです。それで博物館の説明をしてくれる人にこれは何かと聞くと、ローマ時代のチェスや将棋のようなボードゲームで使われた駒だと言われました。本当に不思議でした。

    欠点は、私が参加したときは今年初めて行われるセッションだったので、プログラムの内容は良かったのですが運営面で多少準備不足に見えると感じたことです。






    Q.これから本プログラムに参加する友人たちに伝えたいアドバイス、または「こんな人におすすめする」
    A. ローマの歴史、あるいは必ずしもローマの歴史でなくても歴史に関心がある人が行くと良いと思います。先ほど話した歴史が好きな友達と一緒にプログラムを進めると、同じ遺物を一つ発見しても私が感じることとその友達が感じることは本当に違うんです。だから歴史に興味のある友達がこのプログラムに参加すれば、より良い時間になると思います。




    Q.ギャップイヤーを取る前と後を比べたとき、一番変わった点は何ですか?
    A. 自分の考えをもっとはっきり表現するようになりました。コンサルティングを受けているうちに、頭の中では考えがたくさんあるのにそれをうまく表現できていないと気づいたんです。だから自分を変えてみたいという気持ちで参加し、その覚悟を持って行ったからか、より多く表現するようになりました。また、普通の旅行ではなく、他の人が試さない方法で変わった旅をしようという気持ちで挑戦し、それを一つ一つ実現していくことで自分自身への自信を持てるようになりました。以前は「これから何をしようか」を探すときに考えるだけで努力はあまりせず、自分が何を好きかもよく分かっていませんでしたが、自分でこのプログラムに参加して始めて終えるという経験をしたことで、何が好きで何を経験したいかを見つけ、それを計画して実行する勇気を持てるようになりました。






    Q.ヘイルさんにとってギャップイヤーとは?
    A. 自分について考える時間。
    普通は休学してTOEICを準備したり、スペックを積んだりしますよね。ほとんどの人がそうしてそれが正しいと考えています。だから周りに「休学して何してるの?」と聞かれ、私がギャップイヤーを過ごすと言うと時間の無駄だと言う人もいました。でも私は違う考えです。自分をよく知って将来のビジョンがあって準備をするのではなく、自分について、何が好きで何を望んでいるか分からない状態で、みんなが準備するから自分も準備しなきゃと思うことこそむしろ時間の無駄だと考えます。




    Q.このプログラムを一言で表すと。
    A. 安らぎ。
    ただ自分のためだけに使った時間だったのでそう感じられるのだと思います。





プロジェクトの 理由

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一歩の勇気を出してください。
残りはギャップイヤーがすべて用意します。