ギャップイヤープロジェクトに参加するにあたっての一番の目標は、自分の表現力を養うことでした。もともと自信があまりなく、自分を表現するのが苦手で小心者だったので、その部分を育てるためにギャップイヤーを行ったのですでした。周りの目を気にする性格で対人関係では怖がりでもあります。だからその部分を埋めるために自分を新しい環境に置き、自分のことをもっと知り、新しい一面を発見し、その過程で変化を夢見ました。
ボランティアを通して愛を与え、また受けることも感じてみたかったです。もちろん、助けを必要としている人々を助けることで得られるやりがいとともに、自分のしていることや自分の存在について考えることで自尊心を育むことができるのではないかとも思いました。
# 学校では決して学べない、人生経験から得た知恵たち
私は村づくりと子どもたちの世話の仕事をしましたが、まずは朝8時半に朝食兼全体ミーティングを行い、その日のスケジュールを伝えます。時間に合わせて集合場所に出ると、皆で作業場所へ移動します。
村づくりプロジェクトの場合、午前に1時間半〜2時間作業を行い、昼食後に30分〜1時間ほど休憩して午後の作業を始めます。その日の作業は通常午後3〜4時頃に終わり、シャワーを浴びて少し休んだ後5時に夕食をとり、夜は自由時間になります。
保育プロジェクトの場合、午前9時半から11時まで学校の幼稚園に行き、子どもたちを教えたり一緒に遊んだりしてから戻って昼食をとり、午後2〜3時頃に翌日の授業のためのミーティングをします。1時間ほど授業の改善点を見つけて翌日の計画を立て、ミーティングの後は自由時間です。子どもたちをもっと教えたくても、幼稚園児は昼食後にお昼寝の時間があるため午前中だけ授業があり、昼以降は予定がありません。
アウトドア活動をしながら汗を流して一日を充実させていると、それ自体が癒しになって良かったですし、2週間ごとに行くホームステイを通じて山岳民族の生活を少しでも体験することで、様々な人生や環境について多く考えることができ、良い経験になったと思いますします。
仕事をして感動したり学んだことがあるとすれば、アウトドアリーダーの方々と話をする中で本当に多くのことを学びました。学校では決して学べない、実生活の経験から得た知恵を感じることができました。
その中の一つだけ書くと、私たちはたとえ二日間シャベルを使って村の仕事を手伝っただけでも、私たちが手伝うことで村の男性たちが何日もかけてやるところを二日で終わらせ、残りの日は仕事に出てお金を稼いで家族を養えるようになった。これは村だけでなく一軒一軒の家族にも大きな助けになったのだと言われました。その言葉を聞いて、本当に本当に自分は意味のあることをしているんだと感じました。
# 外国人の友達と会話をし、さまざまな考えを共有できた時間
プロジェクトで出会った人たちを思い返すと、そこで出会った韓国の方々、フゴンお兄さん、ヨンエ、チョンアお姉さん、トンヒョンお兄さんはもちろん、タイの友達ヌック、パット、ティー、ソン、スナ、クァンなどや外国人の友人リアンナ、スザン、カリナ、レイチェル、メギー、イレニア、クルク、パブロ、スコットなど…数名とは今でも連絡を取り合っています。
短くも長くも感じられる時間を一緒に過ごし、とても愛着が湧いたので別れのときはとても寂しかったです。そしてその友達たちを見て感じたことや学んだことも多いです。会話をすることでお互いをより深く知り、さまざまな考えを共有できるのももちろん良かったですが、ただその友達を観察するだけでも多くのことを感じられて良かったです。
世の中には本当に多様な人々が存在し、本当に素敵な人がたくさんいることを改めて知りました。そして世界のどこにいても若者は同じような悩みを抱えているということも分かりました。
プロジェクトを進める中で最も印象に残っていることはタイのソンクラン祭と私の一週間の休暇が最も強く記憶に残っています。4月中旬にあるソンクラン祭は別名「水祭り」で、みんなが水鉄砲やバケツで互いに水をかけ合って楽しい思い出を作れるので良かったですし、外国の友達ともその時間を一緒に過ごしてぐっと仲良くなれたのも良かったです。
私は3か月滞在したので一週間の休暇を取ることができました。アメリカの友達と二人で苦労も多く、言葉も完全には通じませんでしたが、旅行中に英語力だけでなく自信もつき、その友人を通してより心を開けるようになりました。また、苦労した分だけより長く記憶に残ると思います。慣れてその場所の生活が鈍くなってきた頃に、良いリフレッシュの時間を過ごせたように感じます。
# 今やらなければいつやるの? 年を取ってやらなかったことを後悔したくないです
プロジェクトを進める中でさまざまな人に出会い、彼らの生活を覗き見ながら多くのことを考えたように思います。本当に人々から多くを学び、感じたと思います。以前より表現力もかなり増したように感じますし、より多様な考えを受け入れられる人になったと思います。挑戦精神も芽生えたようです。
以前は人に見せたい自分の姿を気にしていましたが、今は自分が何をすれば幸せかを考えるようになりました。新しい人に会い縁を作っていくことへの恐れも小さくなったようです。また今回ギャップイヤーに行ったことでボランティア活動への意欲も湧き、周りでできるボランティアももっと調べており、次はまた海外ボランティアを兼ねた旅行に行こうと思っています。
ギャップイヤープロジェクトを考えている方がいるなら、ためらわずに飛び込んでほしいです。私も長い間迷った末にギャップイヤーを決心しましたが、今やらなければいつやるの?年を取ってやらなかったことを後悔したくないんです。やってみて本当に良かったです。
もちろんギャップイヤーに行ったからといって私が抱えていた問題や悩みが一気に解決するわけではありません。人が急激に変わるわけでもありません。それでもギャップイヤー期間中に感じたさまざまな感情や新たに発見した自分の姿は、以前抱えていた悩みを新しい視点で見る手助けになったと思います。
そして私も知らぬ間に少しは変わったところがあるでしょうか…? タイの海辺以外に、山間地域の緑や高地民族の生活に興味がある方や、自然の中で汗を流す価値ある労働や子どもたちの無邪気な笑顔を見たい方におすすめします。
# 私なりのギャップイヤーのヒント
(行き方)
団体が空港の国内線到着口に迎えに来てくれるので、そこで担当者に会うことができます。
(言語)
私は事前に会話の勉強は特にせずに行きました。普段の自分の実力を知りたかったのと準備期間も短く、言語の準備ができませんでした。だからでしょうか、それまで試験向けの英語を勉強していただけで、実際に現地の人たちが使う英語を聞くと最初は頭が痛くなるほどでした。本当に本当に聞き取れませんでした。
そこで友達に自分の英語力が足りないことを伝えました。黙っているとみんなが全部分かっていると思われます。自分たちとの会話に集中できていないと思われてしまうのです。そうして…知らない表現が出てきたときにどういう意味か、あるいはこういう状況でどんな言葉を使えばいいかなど友達に聞くと皆さん親切に説明してくれて良かったです。だからあまり心配しなくていいと思います。
それでも あらかじめ会話の勉強を少しして行くととても役に立つと思います。 付け加えると、子どもを教える仕事よりもアウトドア活動の方が英語に慣れるのに大いに役立ったように思います。仕事中に友達とたくさん会話できましたし、2週間ごとにホームステイに行って1週間ずっと一緒に過ごしたので、英語がだんだん聞き取れるようになり慣れてきました。今でも知らない単語は多く時々話が聞き取れないこともありますが、行く前よりは実力が少し上がったようです。
(宿泊先)
居住に支障はありません。私は特に不便はなかったと思います。ただしベッドシーツはこまめに替えた方が良いと思います。暑くて汗をたくさんかくのでシーツを使い続けると肌に良くないかもしれないので、1〜2週に一度はシーツ交換をするのが良いと思います。
(食事)
機関では毎日3食が出ますが、土曜の夕方から日曜の夕方までは食事が提供されないため自分で料理をするか外食をする必要があります。私は食事がとても合ってよく食べて過ごせたので特に韓国料理が必要だとは感じませんでした。
それでも、たまに食べたラーメンは本当に美味しかったです(笑)。コンビニに韓国ラーメンがたくさん売っているのでわざわざ持っていく必要はありません。そしてもしパクチーに敏感なら覚悟して行った方がいいです。機関提供の食事は一人のためにパクチーを抜くことはしないからです。
(持ち物)
- 無くて困ったもの : スピーカー、自分の枕、履きやすいスリッパ
- あって便利だったもの : 体にスプレーする虫除け(現地でも購入可能)、小さい懐中電灯、春夏秋用の寝袋(ライナーは時期によって薄すぎて寒いことがある)、爪切り
- あって困ったもの : ドライヤー、コチュジャン、ノートパソコン、筆箱、運動靴
どこへ行っても人が住む場所なので、現地で買えるものはわざわざ準備して持って行く必要はありません。衣服も市場で安くタイらしい服がたくさん売っているのであまりたくさん持って行かなくていいと思います。
(旅行)
3ヶ月滞在しましたがあまり旅行には行かなかったので言いにくいですが…
チェンライではホワイトテンプル、シンハパークの自転車ツアー、ブルーテンプル、コック川周辺のカフェ、ナイトバザールや土曜マーケット、ビッグブッダテンプルなど…行ってみるといいと思います。象やサルを見に行く人も多いですが私は行けませんでした。
私のギャップイヤーは
経験 ★★★★★
どこでもできない様々な経験ができたからです。高地の民族の生活に溶け込んでみたり、タイの友達の家に行ったり、外国人の友達と旅行に行ったり、やった仕事も生まれて初めて竹を切って整えたり、セメント作業、トイレ作りなどで新鮮で楽しい経験がたくさんあったと思います。
学び ★★★★★
本当に多く学びました。いろいろな人に会い、それぞれの話を共有しながら多くを学び、人々の生活様式を覗き見ることで多く考えることができ、仕事をしながらシャベル作業やセメント作業のやり方も学びました。非常に違う人たちですが、よく見ると結局みんな似ているということも分かりました。
環境 ★★★★☆
そこの環境には満足しました。期待していたより良かったです。施設面でも自然環境でも。ただ衛生面ではやや不足していました。私はあまりきれい好きなタイプではなかったので大丈夫でしたが、虫や清潔さを重視する方には辛いかもしれません。特に虫…本当に多いですが私のベッドの蚊帳の中に入ってこなければ大丈夫でした。
安全★★★★★
治安は良かったようです。ただしオートバイが多く、道が暗いところが多いので注意が必要です。
余暇★★★☆☆
休みの日は当然皆が周辺へ旅行に出かけるだろうと思っていましたが、私が到着したときにはほとんどの友達がタイでの生活の終盤に差し掛かっていました。みんな既にあちこち行っていたり、お金がなくて週末をそのまま施設で休んで過ごすなど、一緒に遊ぶ友達があまりいなかったため、あまり旅行をしませんでした。
その後は私のめんどくさがりが出てしまい…。今思うと、一人でももう少し出かけておけばよかったと後悔しています。3か月滞在した割にはあまり旅行に行かなかったと思います。