対面相談
chat_icon
ギャップイヤー TIP
chevron-left-black

[私もギャップイヤー中] #休みは何をしよう? - ワーキングホリデー編

listIcon一覧へ


 

     

 

 

 

私が大学生になったらぜひ体験してみたいと思っていたことが二つあった。まず 海外での語学留学!江南にある英語塾で英語を学ぶのはなんだか授業料がとてももったいないと感じた。青い目の外国人講師が教える教室で英語をきちんと学びたかった。そして 海外での経験!大学生になるまで私は一度も家を離れて暮らしたことがなかった。そろそろ家を出て一人で暮らしてみたいと思い始め、映画やドラマでしか見たことがない海外で暮らし、異国情緒あふれる雰囲気や文化を存分に楽しみたいと思った。 

ところが気がつくといつの間にか大学卒業を目前にしていて、夢に描いていた海外での語学留学や海外経験は就職という現実の壁の前でとっくに遠い話になっていた。そうして仕事を始めてちょうど1年半で、仕事への倦怠感やもどかしさに耐えられなくなり退職を準備するようになった。そのとき、まだ叶っていなかった夢が再びよみがえってきた。そして決心した。

 

「今だ」

 

 


 

決心して海外での語学留学や海外経験のために何が必要か考えてみると、まず思い浮かんだのは『お金』だった。会社に勤めていた期間も長くなく、入社したばかりで貯金も多くなかった。語学留学をするには授業料を支払わなければならないし、海外に出るには飛行機のチケットも買わなければならず、海外での生活のための生活費も必要だった。 どうすればできるだけ安く自分が望む経験をすることができるだろうか? 私が見つけた解決策は「ワーキングホリデー」だった。

海外で合法的に働くことができるので、仕事を見つけさえすれば収入が得られるだろうし、さまざまな国から英語を学びに来た外国人の友人たちと一緒に現地の人からリアルな英語を学べるし、最低1年という決して短くない期間海外で生活してみる機会が与えられる、まさに 
スーパーグレイト一つのチャンスだった。満18~30歳のみに適用される制度なので20代だけが享受できる特典でもあった。そうして私はカナダへワーキングホリデーに行くことになり、自分だけのギャップイヤーを過ごしながら 1年間で本当に多くのことを感じ、学び、経験する時間を持った。


ワーキングホリデーを実際に経験した者として、私が考えるワーキングホリデーならではの 
利点について話そうと思う。

 

 


 

1. 留学組や海外派に引けを取らない海外経験を積むことができる。
私の周りには海外で生活した経験がある人がやたらと多かった。英語を学ぶためにアメリカやカナダ、ニュージーランドへ語学留学した友人もいれば、スペインや中国へ交換留学した友人もいて、海外勤務をする父の仕事のため幼い頃からよく旅行していたり、海外で中高を出た友人さえいた。私はその友人たちの話を聞くたびに、いつか自分も海外に出て暮らしてみたいと思っていた。慣れた場所を離れてどこか遠くへ旅し、見知らぬ土地で新しい体験をしてみたかった。 

ワーキングホリデーという制度を利用してギャップイヤーを過ごしながら 
誰でも望む場所で特別な海外体験することができる。家の事情が必ずしも裕福である必要はなく、海外に知人や親戚がいなければならないわけでもない。海外で一度暮らしてみたい人なら誰でも経験できる。1年間、好きな場所で暮らしながらやってみたかったことを思い切り体験できる。もはや金のスプーンや“親の自慢の子”だけに当てはまる夢の話ではない。新しい場所で出会うさまざまな人々と新しい生活を夢見ているなら、ためらわずにワーキングホリデーに出かけることをおすすめする。ワーキングホリデーを経験した人は、海外留学組に負けない誇りと自信を持つようになるだろう。  

 

 


 

2. 初期費用を低く抑えた安価バージョンが可能だ。
ワーキングホリデーは、好きなように初期費用を設定できる。私の知っている兄はオーストラリアへワーキングホリデーに行ったとき、わずか20万ウォンだけを持って行ったという。彼にとってワーキングホリデーの目的は、ただ高い時給を得て自由に旅行することだった。言葉が通じなくてもできる仕事はいくらでも見つかる。もちろん現地語を少しでも使えるならより高い時給で働けるが、それはあくまで個人の選択だ。現地語(例えば英語)を勉強したければ現地の語学学校で授業を受ける必要があり、初期に学費がかかり、学校に通っている間は十分に働けないこともあるため生活費も必要になる。私もカナダに着いてすぐの3か月は語学学校に通ったため、学費と生活費が初期資金として必要だった。 

ワーキングホリデーの目的は通常、大きく分けて三つくらいだと思う。語学、仕事、旅行。この中で 
自分が何を最も重視するかに応じて初期費用はいくらでも下げられる。通常、仕事と旅行を重視する場合はほとんど初期資金が不要だと考えてよい。現地に到着してすぐ働き始めて生活費を賄い、旅行に必要な資金を貯めれば、海外で生活しつつ旅行費まで稼げることになる。実際、ワーキングホリデー対象国の中で多くの人に人気のオーストラリアやカナダは最低時給が我が国より高いため、アルバイトだけで生活費と旅行費を稼げる。語学を学びたい場合も、学校に通ってから働き始めれば現地で生活に必要な費用と旅行のための資金を稼げる。収入が全くない状態で1年間海外でギャップイヤーを過ごすときに必要な費用と、一定の収入がある状態で1年間過ごす場合の費用を比べれば、言うまでもなく後者の方が遥かに安い。ワーキングホリデーを活用すれば、少ない初期費用でも十分に語学と旅行を経験できる。 

 

 


 

3. 1年という決して短くない期間、しっかりとした経験を積める。 
ほとんどの旅行は短期で行う場合が多いため、時間の制約があるのは避けられない。もちろん短い脱出を体験することはできるが、旅の終わりにはいつも名残りが残ることが多い。(少なくとも私の場合はそうだった)ワーキングホリデーは1年間、その国に合法的に滞在できる。1年という時間は短く感じることもあるが、私たちの国で言えば春・夏・秋・冬の四季をすべて経験でき、旧正月やチュソクのような民族の連休を過ごすこともできる。ある人をきちんと知るには少なくともその人と四季を過ごすべきだという言葉があるように、その国をきちんと体験するには最低でも1年は必要だ。 現地の文化と雰囲気をしっかりと感じることができる。

ワーキングホリデーは旅行とは別の次元の海外体験をできる機会だ。私がギャップイヤーでカナダに滞在している間、北米最大の祝日といえるサンクスギビングやクリスマス、新年など数々の連休や祝日を過ごし、それらの意味や伝統文化について学ぶことができた。また、毎年開催される国際映画祭や授賞式、多様なフェスティバルを楽しむ機会もあった。現地の人々の暮らし方や基本的な生活習慣(マナー)にも慣れるための十分な時間と余裕が得られる。これは旅行では経験できない異文化への深い理解を助け、その中に溶け込んで彼らと共に暮らしてみるという貴重な時間を与えてくれる。 

 


 

 

4. 継続的な関係を通じて大切な人に出会える。 
旅行先では関係を築くことは期待しにくい。見知らぬ土地に短期間滞在する場合がほとんどで、ひとり旅よりも誰かと一緒にする旅行の方が多いため、あえて誰かが必須というわけではない。ワーキングホリデーは通常、一つの場所に滞在してそこで新しい生活を切り開いていくという意味がある。学校に通ったり仕事をしながら日常というものを経験することになり、その日常の中で出会う多くの人と関係を築き始める。もちろん永遠にそこに住むわけではないが、少なくとも自分の一日を共有できる人や、些細なことをおしゃべりできる友だちに出会える。

ギャップイヤーを過ごす間、カナダで新しい家族に出会ったように感じた。ほぼ11か月同じ家に住んだおかげで、そこで本当に多くの思い出や経験を積むことができた。ホストのおばさんにはカナディアン・マザーと呼びたいほど頼り、(おばさんも私とルームメイトに私たちはインターナショナル・ファミリーだと言うことがよくあった)おばさんも自分のつらい話を打ち明けるほど私に心を開いてくれた。私たちは一緒にボウリングを楽しんだり、クリスマス休暇にはおいしいターキーを食べたり、ソファに並んでテレビを見ながら話をしたりした。またルームメイトだったチリ出身のナタリアとは本当に親しい友だちになった。異国での生活の寂しさを一緒に癒し、互いの悩みを相談し合い、料理を作って食べ、一緒に過ごすうちに目配せだけで通じ合うようになった。同じ時間を共有して同じ瞬間を経験することほど関係を深めるものはないだろう。ワーキングホリデーを通して、どこでも得られないかけがえのない人々を得ることができた。


5. 生きた英語を一日中ダイナミックに学べる。
もちろんこれまでの英語学習も多少は助けになったが、やはり体験学習は違った。英語の勉強といえば塾で単語をひたすら覚えたり文法を学んだり問題を解いたりすることが全てだった。カナダでは私を取り巻くすべての日常が英語の勉強ができる環境になった。スーパーに行って食料品を買うことから銀行で手続きをすること、公共交通機関を利用すること、レストランで料理を注文すること、映画館で映画を見ることなど、日常生活の営みが学びの連続になる。教科書で覚えた表現を活用する機会は無限にあり、そのほかにも現地の人がどう話し表現するかを注意深く観察し、より現地らしい(?)表現を身につけることができる。

ワーキングホリデーで1年間海外でギャップイヤーを過ごしたからといって言語を完璧に使いこなせるようになるわけではないが、日常会話だけは十分に習得できる時間だ。そして何より外国人と話すことへの恐怖心が消え、自信がつく。韓国にいたときは英語が好きでも、外国人に話しかけられたり道を聞かれたりすると何となく恥ずかしくて知っていることも忘れたり話せなかったが、今では度胸がついて一度で聞き取れなければもう一度尋ね、少しは気楽に英語を使えるようになった。


ワーキングホリデーは誰でも申請できるが、皆が満足する経験だけをするわけではない。1年を耐えられず1か月も経たずに帰る人もいて、自分で働いたり自立して生活する経験の代わりに韓国にいる両親に頼って暮らして帰国する場合もよくある。また、この制度が持つ
限界も明らかに存在する。


1. ワーキングホリデービザはたった1年だけ有効である。
カナダをはじめワーキングホリデー協定を結んでいる国のビザはすべて1年という有効期間が保証されている。オーストラリアの場合、特定の条件を満たせばセカンドビザを発給してビザを1年延長できる。この場合は合計2年間ワーキングホリデーを経験できる。しかしそれ以外は出国日から1年間しか合法的に滞在できないという制限がある。それ以上働くことも滞在することもできない。(もしそうすると不法滞在者となり、永遠にその国に足を踏み入れられなくなる可能性がある)


2. ワーキングホリデービザが発給されるまで気が気でない。
オーストラリアのように常時人数制限なしでワーキングホリデーを募集している場合を除き、カナダや英国のような国ではビザを取得する過程は容易ではない。抽選制で年間に定められた人数にしかビザを発給していないため、ひたすら結果を待たなくてはならない立場だ。さらにビザの申請期間も各国の移民局のウェブサイトにいつ掲載されるか分からないので、前年のスケジュールを基準に常に状況を注視する必要がある。さらに悪いことに、毎年ビザ申請方法が少しずつ変更されることもある。


3. ワーキングホリデービザは満18~30歳を対象に生涯でたった1回だけ発給される。
ワーキングホリデービザは20代を対象に国ごとに生涯1回に限って発給される。つまりカナダのワーキングホリデーに一度参加した人は再びワーキングホリデービザを申請することはできない。したがってその国でワーキングホリデーを経験できる機会は生涯にたった一度だけということだ。


ワーキングホリデービザを取得すること自体も思ったより簡単ではなく、実際にワーキングホリデーに行って1年間勉強し働き、現地で適応して生活するのも容易ではない。それでも私は可能な限り多くの20代の人たちがワーキングホリデーという制度を活用して自分だけのギャップイヤーを過ごしてほしいと願っている。国同士の協定により、すでに私たちには海外で経験を積みながら言語を学び文化を体験し働きながら生活をしてみる機会が与えられているのだ。特別なスペックや能力がなくても、誰でも申請さえすれば思い切って挑戦できる。ワーキングホリデーこれを行く目的によってさらに求められること(例えば良い仕事を得るには英語が得意であること)があるかもしれませんが、それは気持ち次第でいくらでも克服し乗り越えられる部分だと思います。

そしてワーキングホリデービザは国ごとに一度だけ発給されます。したがってギャップイヤーを過ごしながら複数の国での生活を経験したいなら、ワーキングホリデービザを活用して長期の海外経験を積み、思い通りにさまざまな旅行を楽しむこともできます。

何よりも、一段上にステップアップした自分に出会える絶好の条件です。1から10まで自分で解決しなければならないことが毎日起こり、そのたびに自分の基準で考え選択する練習をすることになります。ようやく
自分の能力と価値を評価できるようになり、その過程で独立心と自信にあふれた姿へと変わっていくことができます。だから、これ以上遅くなる前に勇気を出してぜひ挑戦してほしいです。

編集:ボラ

いつか誰かの小さな助けになれる存在になりたい一人。いつも日常の脱出を夢見て、何にも縛られない自由を願う人です :)