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大きく分けて5つの基準があります。
1つ目は、“学べる内容があるかどうか”。
2つ目は、メンターとして支えてくれる人が一緒にいるかどうか。
3つ目は、安全性が確保されているか。
4つ目は、ただ働くだけではなく、“考える時間”や“自分を見つめる時間”が確保されているか。
5つ目は、その土地で生活する中で新しい価値や気づきを得られるかどうか。
これらの基準をすべて満たして初めて、プログラムとして成立します。

例えば、ある銀行で数か月間インターンができると言われたら、
最初에는 “肩書き” に惹かれて競争率が高くても挑戦したくなりますよね。
でも実際にインターンをしてみると、思っていたほど自分の役に立たなかったり、
実務をほとんど経験できず、名目だけ의 인턴 업무に終わってしまうケース가 多いんです。
しかし、ギャップイヤー・プログラムで現地で行うインターンは実際の実務を経験します。
オーストラリアのレストランを自分のスタイルで運営してみたり、
フランスのレザークラフト工房で職人と一緒に作品を作り上げたり——
こうした“リアルな現場体験” ができることが大きな違いです。
2. 完全性(トータルサポート)
ギャップイヤーのインターンやボランティアは、すべてオリエンテーションが行われます。
1日で完了する場合もあれば、1週間以上かけて行う場合もあります。
オリエンテーションを終えて現地に到着したあとは、
自己理解や余暇の過ごし方に焦点を当てたミッションや、
“自分に向き合う” カリキュラムが提供されます。
さらに、ギャップイヤーを終えて戻ってきたギャッパーには、
一度の履歴書コンサルティングが行われ、
自分の夢を形にするための“現実的なアプローチ” を提案します。
すでに信頼性が確認されている場所を優先的に掘り起こし、
그 외の数百か所の中から、私たちのビジョンや理念に共感してくれそうな機関に打診を行います。
こうしたステップを踏み、若者に学びを与えられる場所だと判断したらミーティングを設定し、
その場所が地球上のどこであっても、必ず直接赴いて
“話して・確認して・体験して・検証する” プロセスを経て最終決定をします。
その後、パートナーとなる機関と協力し、韓国の若者に合うように
現地化(ローカライズ)とカスタマイズを行います。
というのも、ヨーロッパの若者には当たり前のことが、
韓国の若者には不便な要素になる場合もあるため、
そうした細かな部分を一つひとつ調整していく必要があるからです。
こうして完成し韓国に届いたギャップイヤー・プログラムは、
企画者とマーケターの手によってさらに磨かれ、デザインされ、公開されます。

その場所がどこであっても私たちは必ず足を運びます。
さらに、名声があり世界的に評価されている場所であれば、
海に浮かぶ小さな島であっても向かいます。
ある時、世界で最も古いキャンディー店を訪ねたことがありました。
長い歴史を持ち、名高い職人がいる場所でした。
私たちはその店を確認するために、海を越え、山奥まで
20時間以上かけて苦労して向かったのですが……
技術的には素晴らしい学びを提供できる一方で、
若者たちが“感性を共有”しながら成長するには適していない、
また“技術以上の学び”を得ることが難しいと判断しました。
その結果、わずか20分でミーティングを切り上げて
再び韓国に戻ることになったのですが、
そのときの虚しさや残念な気持ちは、言葉にできないほどでした。
その場所を見つけるまでの道のりは決して簡単ではありませんが、
若い人たちが集まり、プロジェクトを実践し、夢を描ける場所かどうかは、
その機関のドアを開けた瞬間に分かります。
そして“ここだ”と感じられる場所に出会えたとき──
その瞬間こそが、私にとって何より幸せを感じる瞬間です。

最近、特に愛着を感じているのは『ギャップイヤー・ハウス』です。
本当は、韓国国内でも良いプログラムをもっと作りたいとずっと思っていたのですが、
現実的な壁が多く、機関との円滑なコミュニケーションや調整が難しいこともありました。
そうした困難を経験しながらも、“国内でも気軽に参加できるギャップイヤーを作りたい”という思いはずっと持ち続けてきました。
そして、自分たちの手で作り上げた『ギャップイヤー・ハウス』という空間で、若者たちが互いに夢を語り合い、未来を描きながら生活している姿を見ると、今は心から幸せを感じています。
ある国では “仕事をするので食事をください” と言うと、『自分の仕事を軽んじているのか』と怒られることもあれば、
別の国では若さゆえのチャレンジ精神を高く評価してくれることもあります。
実際にギャップイヤーに出てみると、国ごとに“学び方・働き方・生活の仕方”が違うということを実感します。
その広い世界を見て認めるオープンマインドを持つこと──
それこそが、新しい世界や知識を受け入れる最高の方法であり、
ギャップイヤー・プログラムを100%活用する秘訣だと思います。

世界中にある素晴らしいプログラムを、これからもっと集めていきたいと思っています。
自分の色を持って生きる若者たちが、それぞれの夢を実現できるよう、
より多様で、より完成度の高いプログラムを作り続けていくつもりです。
そして最終的には、アジア、さらには世界で認められる
“ギャップイヤー(Gap Year)文化” をつくり上げる会社へと成長していきたいと考えています。