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イギリスの貴族、ハリー王子、
普通ではない彼が、普通になりたかったギャップイヤーの物語。
『People’s』誌には、イギリス王子ヘンリーの特別な物語が掲載されています。
それはまさに、彼が過ごした ギャップイヤー (Gap Year) についてです。
ここでは「普通ではない王子が、普通になりたかった」ヘンリー王子のギャップイヤー・ストーリーを紹介します。
(本内容は雑誌記事を基に構成されています)
Henry Windsor
(Henry Windsor| Henry Charles Albert David Windsor)
生年月日:1984年9月15日(イギリス)
身長:189cm
所属:イギリス陸軍(大尉)
家族:父 チャールズ・ウィンザー、母 ダイアナ・スペンサー、兄 ウィリアム・ウィンザー、祖父 フィリップ・マウントバッテン、祖母 エリザベス2世
学歴:サンドハースト王立陸軍士官学校
経歴:2011年4月~ イギリス陸軍航空隊 大尉
ヘンリー王子は、母であるダイアナ元皇太子妃ほど勉学に秀でていたわけではなかったと言われています。
彼はイートン・カレッジを卒業するとすぐに、約2か月間、アフリカ南部のレソト王国でエイズ孤児の支援活動に携わりました。
英国ITNのインタビューで、彼はこう語っています。
「僕の中には、母(ダイアナ元皇太子妃)の姿がたくさんあります。
母は、兄と僕がこの活動に関わることを望んでいました。
兄にとっては少し大変かもしれませんが、今の僕には人を助けるための時間があります。」
虐待を受けた子どもたちのための施設を訪れていた期間、ヘンリー王子はレイプされた10歳の少女・Liketso と親しくなることができたといいます。
その時間を通して、王子はこれまで見えていなかった現実を知り、多くを感じ、経験していきました。
後日、王子が再びその施設を訪れたとき、Liketso の様子は大きく改善していたそうです。
「最初に出会ったとき、彼女はただ天井を見つめて横たわっていました。泣くこともできず、ほとんど食べることもなく、感情が消えたようでした。まるで自分に起こったことを知っているかのようでした。私はできることなら、この子の成長と教育を支えたいと強く思いました。」
ヘンリー王子は、レソトの孤児院で安全ネットを設置する作業にも参加しました。
「これはPRではありません。誰も知らない私の本当の姿です。私は特別な存在ではないけれど、何かできると信じています。フェンスが完成したことで子どもたちは安全になったのです。」
ウィリアム兄(英国のウィリアム王子)と僕は、できるだけ普通であろうと努力しています。本当に難しいことです。でも、僕たちは僕たち自身なんです。今の自分は、その“知名度”を最も良い形で活かせる年齢になったと思っています。
そして、いつかエイズに苦しむ国へ行き、母が残した活動を、自分にできる範囲で受け継ぎたいとずっと思ってきました。母からそれを奪いたいわけではありません。そんなことは絶対にしませんし、誰にもできることではありません。
でも、この活動を続けることで、母に誇りに思ってもらいたいのです。
その後、ヘンリー王子は2005年にサンドハースト(Sandhurst)にある王立陸軍士官学校に入校しました。
44週間の訓練を無事に修了し、翌年にはハウスホールド・キャバルリー連隊の少尉として任官します。
この期間、王子はレソト王国の Seeiso 王子とともに、**「Sentebale(“僕を忘れないで”という意味)」**という慈善団体を設立しました。
この団体は、レソト王国の脆弱な子どもたちや孤児を支援する活動を行っています。
ヘンリー王子がギャップイヤーを経験した後の選択や取り組みを見ても、ギャップイヤーには人生の方向性をより明確にしてくれるという大きな効果があることが分かります。
Take a Gap Year!
…………
HAMTORI . Editor
onlyhaedun@gmail.com